2014年12月16日火曜日

排水管漏れや修理の規模はどれくらい?

最近の排水管は塩化ビニルで作られています。ところが数十年前のこういった排水管には鉄が使われていました。鉄は時間が経つにつれさびや水漏れなどが発生します。また、施工の際の持ち運びを考えた場合など多くのメリットがあるので近年利用されるようになったのが塩ビ管です。

鉄よりも維持がしやすいのですが当然排水管漏れなどが発生することは考えられます。中でも多いのが汚泥などが配管内で固まり、水の流れを止めてしまうことによる排水管漏れです。こういった場合排水管の修理というより排水館内の塊や汚れを除去する必要があります。

そうなると家じゅうの配管を洗浄する必要があります。また継ぎ手などの破損など部品が消耗、破損したことが原因の排水管漏れはその水漏れになっている部分を新しいものに交換するだけで住みます。ところがどこから水漏れが発生しているのかを判断する作業が大変なのです。

宅内で漏れている場合は床下に潜ったりして、水漏れ場所を把握する必要があります。一方外部で漏れている場合には水漏れのある付近の土を掘り返し継ぎ手を直す必要があるのです。このように修理自体は簡単なものですが、工事は大掛かりになる場合が多いです。

排水管漏れの修理にかかる費用について


排水管漏れの修理にかかる費用について解説します。排水管漏れの修理といっても、その場所も原因もさまざまです。例えばトイレについては、配管の傾斜が少なく糞尿が詰まってしまうケースや、配管のつなぎ目にあるパッキンの経年劣化による漏水、またはタンク内の部品劣化による漏水等があります。

料金設定については、業者によってさまざまですが、多くの業者が基本料金プラス作業費で請求額を決定します。基本料金については4,000円から5,000円が相場となります。作業費については、部品の経年劣化による場合等で、小さな部品交換だけで済む場合には5,000円から10,000円が相場です。

トイレやお風呂の設備を取り外さないといけない、または床をはがさないといけない、そんなケースでは20,000円から、場合によっては100,000円以上請求されるケースもあり、一概にいくらというのは難しいところです。

そこで、見積もりを取る際に大切なのは、あらかじめ料金設定を公表している業者を選ぶことです。後から、過大な請求をされないためにも、工事前の料金確認は必ず行いましょう。住まいる水道ではホームページで基本的な作業料金の表示や、現場での作業前見積もりを行っております。

排水管洗浄はつまりに気づいてからでは遅い?


水廻りのトラブルは生活の中で比較的頻繁に起こるものです。その中の一つに排水管がつまってしまうというトラブルがあります。たとえば、排水管の流れが悪くなったり、臭いがするようになったりしたなら、排水管のつまりが原因として考えられるのです。

洗面所やお風呂場などでは、大量の髪の毛やごみがつまりやすいです。そうならないように、定期的に髪の毛を取り除いても、少しずつ排水管の中に入りこんでしまいます。完全につまってしまったら、なかなか素人の手におえるものではなくなってしまいます。
   

排水管洗浄には、プロが使う強力な洗剤が必要になってきます。そのため排水溝が詰まってしまった場合は、プロの業者に排水管洗浄を依頼するのが良いと思います。強力な洗剤でつまったごみや髪の毛をとかしていきます。

万一、溶かし切れない場合は、排水管を分解して直接つまっているごみや髪の毛を取り除くことも行います。このような作業はやはり住まいる水道の得意とする分野の一つでもありますね。


排水管洗浄でつまりを除去する仕組み



排水管洗浄は、排水管のつまり除去や、マンションなど集合住宅では、ひとつの排水管がつまると上下の部屋の排水管にまで影響を及ぼして、ひどい場合には水漏れをおこしてしまう場合もあるため、防止のため、1年に1度、定期的に洗浄を行っているところもあります。

一般的な排水管洗浄は、排水管に専用のワイヤーを通して、つまりの原因を除去して、高圧洗浄を行います。そのため、専用の高圧洗浄車で作業にやってきます。通常は、それで解消されますが、ひどい場合には、髪の毛などを溶かす薬剤などを使って溶かしてから、高圧洗浄を再び行います。

キッチン、浴室、洗面台、トイレなど、どの場所でも、だいたい手順は同じです。高圧洗浄は費用もかかりますので、家庭でも予防のために、浴室などはこまめに髪の毛を取り除いたり、洗浄剤などを使用して、原因となるものが溜まらないように気をつけましょう。

トイレなどは、節水しすぎるのも紙などが詰まる原因になるようです。