しかし、直し方がよくわからない時には、やはり専門の業者に任せた方が安心できると言えます。蛇口の水漏れは場所によって修理する箇所が変わってくるため、まずはそれをチェックする必要があります。作業を始める前には、そのままにしておくと床が水浸しになってしまうため、必ず止水栓を閉めてから始めることになります。
止水栓の位置は屋外にあることが多いのですが、家庭によって場所が違っているので確認しましょう。ちなみに、一般家庭の水道の径は規格で決まっており、13(1/2)mmと20(3/4)mmというものがあるため、家庭の水道の径の大きさを確認してから部品を購入することになります。
パイプ部から水が漏れているという場合、パイプ内のパッキンの劣化が原因であるため、パイプを外して中に入っているパッキンを交換します。パッキンはパイプ側に付けて入れると壊れてしまうため、必ず本体内に入れて取り付けることがポイントであり、それからパイプを取り付けて終了です。
また、蛇口を閉めても水が止まらない場合は、蛇口内のコマの劣化が原因であるため、レンチで蛇口を外して中のコマを取り出し、これを交換することでトラブルを解消することができます。住まいる水道ではパッキン交換ひとつでもお伺いさせて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
蛇口の水漏れの仮修理にはテープが有効
どんなに大切に使用していたとしても形あるものはいつか必ず壊れます。それは自宅にある蛇口関係も同じことなのです。金属でできているものであれば、経年劣化でいつかはダメになってしまうということもあるでしょう。この様な水回りの備品の破損で怖いのは水漏れなのですが、中々自分ではどうしようもないということも多いものです。
そんな時は一時的な仮補修としてビニールテープを使用した修理をするのも一つの選択肢です。蛇口の水漏れの場合には蛇口関係の何らかの部品がダメになってしまっている可能性が非常に高いです。そのため蛇口の水漏れの原因となっている個所を特定し、底をビニールテープで強制的にふさいでしまうのが素人修理で出来る限界であると言えるかもしれません。
蛇口の水漏れに対してここまでの対応が出来たらあとはプロの人に任せた方が良いでしょう。もしも個人所有の自宅であれば近所のサービスを呼ぶのも良いでしょう。しかし賃貸住宅であればまずは大家に連絡をしましょう。マンションなどの場合には専任の業者がいることもありますし、不動産業者が仲介しているケースもあります。
また契約によっては借り手と大家のどちらに修繕義務があるかを明確に定めている場合もあります。そのため賃貸住宅の場合には最初に大家に連絡するという手順を取るようにしておく方が良いでしょう。大家が不明な場合には不動産会社でも問題ありません。その様な手順が重要なのです。