その個所は常に水が流れていることによって循環されて流れされるのですが、しかしそれはあくまで水が流れやすい上部であり下部は水が流れにくくなっています。その下部に溜まった物に雑菌が入り込むと、髪はたんぱく質などで出来ているため雑菌にとっては栄養の苗床になってしまい繁殖すると座菌の消化酵素によって溶かされることで粘着性の物質になります。
その粘着性物質となった状態で蓄積すると、本来流れるはずの水が流れにくくなりやがて流れる自体が無くなり風呂の故障となってしまいます。基本的にそうなった場合には粘着成分となった雑菌の繁殖が原因なので、雑菌の繁殖を抑えるために80度以上の熱湯を流した後に塩素系の洗剤を流すことによって雑菌を消毒すると解消する方法になります。何かわかない事がありましたら住まいる水道へご相談下さい。
キッチンの排水つまりにできる色んな対応
キッチンの排水が流れにくくなっているときには、自分でつまりの原因を取り除くことで回復させられる場合があります。市販されている道具には、長い針金状の先にブラシが付いていて、汚れを磨き落とすことができるタイプや、洗剤や薬液で汚れをとかして分解し流すものもあります。洗剤や薬液は必ずキッチン用と記載があるものを購入して使わないと、配管のパイプ自体が溶けてしまうことがあるので注意が必要です。
自分で対応してみてもまだ排水があふれかえってくるようであれば、もっと奥の配管が長年の汚れの蓄積によって完全に塞がっていることが考えられます。食材のカスだけでなく油汚れもこびりついて、分厚い層になると市販されているアイテムでは対応しきれないため、業者を依頼するべきです。配管を取り外して清掃を行う場合もありますが、配管内を高圧洗浄できる装置を持っている業者に依頼すれば配管を外さずに圧力で汚れを押し流せる場合もあります。
汚れの蓄積状態で対応の仕方が違ってくるので、現場を見てもらったら説明を受けて、必要であれば見積もりも作成してもらうと良いです。配管の仕方が悪くて流れが常に悪くなっているときは、スムーズに流れるように配管替えをした方が良い場合もあります。