2015年2月23日月曜日

漏水調査方法を調べてみた

水道水の使用状況に比べて水道料金が高いと感じるような場合、漏水の有無を調べる必要があります。基本的な漏水調査方法は量水器に関する調査です。元栓を開けた状態で水道の使用を全て止め、量水器の数値の変化の有無を調べます。

量水器の数値の変化はゆっくりとしているため、ある程度の時間をおいて調べる必要があります。数値に変化があれば漏水があると判定することができます。また、以下のような漏水調査方法もあります。水道の元栓を開け、水道水を使用しない状態で水道の蛇口付近に耳を当て、音が聞こえるか否かを調べます。

音が聞こえる場合には、水道の元栓を閉めて再度聞きます。音が聞こえない場合には先ほど聞いた音は漏水による可能性が高いものと判定することができます。漏水箇所を絞り込んでいくためには以下の方法があります。埋設された水道管の近くにその深さ程度まで鉛直に穴をあけます。

この穴に棒を入れて、その先端に濡れがあるか否かを調べます。濡れている場合には漏水の水が流れているところと判定することができます。

素人でも出来る!漏水調査方法の手順


水道料金が異常に高いと思った時、漏水の可能性があります。しかし、どのような漏水調査方法をとればよいのか、わからないという人も多いでしょう。そのような場合、素人でも出来る漏水調査方法を知っておうkと、とても便利です。

まず、全ての水道水栓が閉まっているかどうか確かめます。トイレの便器などに、水の流れている線などがないか、確認してみます。給湯器に接続された管はないか、給湯器のドレンは閉まっているかも確認しましょう。

水道水が冷却水、加湿器の補給水として使っていないか、膨張タンクへの補給水、消化補助水槽への補給水として使っていないか、確認します。庭にある水道蛇口などにホースが繋がれていて、そこから水が流れているという事はないか、確認してみましょう。

暖房や冷房のために、水を使っているということはないかも確認が必要です。これらを確かめた上で、直結タイプの給水方式で、量水器が動いていないのであれば、漏水はありません。但し、ポタポタと垂れる程度の水漏れはわかりにくいので、10分間程度、量水器の動きをメモしましょう。

銀色のものが動いていれば、水が漏れているということになります。住まいる水道ではテストポンプも完備しておりますので、パイロットが動いていない漏水も発見する事が出来ます。
   

漏水調査作業の依頼の仕方

水道の使用水量を見た時に、明らかに以前と比べて水量が増えていたらどこかで漏水している可能性がありますのでメーターの確認をした方がいいです。そして漏水調査作業を依頼するのですが、その前に自分で調べることが出来ます。

まず、家中にある蛇口を全て閉めてメーターのパイロットを見ます。するともし漏水をしていたら蛇口を閉めているはずなのにパイロットが動いています。そうなるとやはりどこかで漏水していますので水道工事店へ直接電話し修理の依頼をしなければいけません。

もし漏水しているところがわからない場合は、水道工事のお店に漏水調査作業を依頼して調べてもらうことが大切です。すると漏水している箇所がわかりますので、その後修理依頼をします。すぐに修理をしてもらわないと、水が漏れ続け水道代があがります。

使っていないのに無駄に家計の負担がかかりますので、漏水を早期発見するためには、日頃から定期的にメーター確認をしておくことが重要です。

漏水調査作業の内容


漏水調査作業の内容としては、まずは着工前の打ち合わせ作業をします。警察・消防等に届けるための書類や報告書などの確認をします。次は現場を下見します。監督員と打ち合わせをして、調査する所の配管図と現地を照らし合わせます。

こちらの作業は、原則監督員などの案内により、車での調査地区の状況調査となります。次は戸別音聴調査をします。目視できる漏水(メーター・止水栓など)や漏水音の有無を聴音する作業をします。次は路面音聴調査をします。路上探知により、路面まで伝播した漏水音を見つける作業です。

公道下の配水管・給水管などに発生している漏水の発見を目的としています。次は確認調査をします。探知した漏水音や異常音の位置を再調査して、漏水の有無の確認するつめの作業となります。最後は調査した内容を元に、詳しい調査内容を報告書としてまとめ提出していきます。

以上のように漏水調査作業はいくつもの確認調査などの作業工程があります。住まいる水道では打ち合わせから調査まで一貫してご提供しております。

漏水調査の内容と料金

漏水調査はマンションや団地などの集合住宅の場合には、定期的に行われていることが多く、一般的には水道管の清掃のときに漏水調査を同時に実施することが多くなっています。料金はマンションの場合には共有費から支払われることが多く、一般家庭の場合には7000円以上となっていますが、見積もりをするときに無料で漏水調査が行われることもあります。

漏水が疑われる場合には、敷地内の地面が湿ったり、雨が降ってもいないのに水溜りができている場合が多くあり、下水が漏れている場合にはアンモニア臭などの悪臭があるので、比較的早い段階で気がつくことができます。

調査は漏水が疑われている箇所を集中的に調べて、どの程度の規模で漏水が起きているのかを調べて、修理に必要な時間やコストを計算して、見積もりを出すのですが、これに加えて作業員の出張費などもかかるので、1万円以上の料金がかかることがあります。

アフターケアや定期メンテナンスは無料で行われることが多いので、このときに漏水の有無を調べることが必要です。住まいる水道では施工後のアフターケアやご希望であれば定期メンテナンスをおこなっております。

漏水調査の料金は成功報酬型が安心


長い間使っていることで少しづつ腐食していったり破損してしまったりする水道管ですが、地中に埋設している部分は目に見えません。漏水している疑いがあってもハッキリとその場所を特定する事は難しいでしょう。そんな時には漏水調査のプロに依頼するのがおすすめです。

地中に埋設されている水道管からの漏水の発生箇所を特定する時には主に音で調べます。水道管を流れる水の音や水道管から噴射する水の音から漏水調査をするのです。水道管の長さや経口などによって漏水の状況も違い、さらに漏れた水は地中に染み込んでしまうので漏水の箇所を特定するには長年の経験が必要です。

漏水があると水道料金の増加や水圧の低下、地中へ水が染み込むことで地盤が柔らかくなってしまって陥没してしまうこともあります。そうなってしまう前に事前に調査することが重要です。しかし、漏水の疑いがあっても本当にそうかどうかはわからないものです。

ですから漏水調査は成功報酬型がおすすめです。漏水の箇所が見つからなければ料金が発生しないので、気軽に依頼することができます。