2015年6月17日水曜日

トイレの水漏れの直し方と必要な修理道具

トイレにおいて水漏れが発生した場合、いくつか原因が考えられますので順番に確認をしていきます。まず水を便器に供給するタンクに不具合がないかを見ていくのですが、タンクは複数のパーツがナットなどで連結されているため、何度も水が通過することで締まりが緩んできたり、錆びて欠けてしまうことがあるのです。

この場合のトイレの水漏れの直し方は、自宅にある大工道具でナットをきつく締めれば良いのですが、再利用できないほど錆びているのであれば、同じサイズのナットやパーツをホームセンターなどで購入する必要があります。次に便器自体に亀裂が入っていないかを確認します。最近の便器は頑丈ですので以前ほど割れるようなことはありませんが、トイレは狭い空間ですから何かの拍子に硬いものが当たってしまうことがあり割れてしまいます。

その場合のトイレの水漏れの直し方は、亀裂を埋めるような防水性の高いゴム製のペーストやパテなどを塗ります。そして最近、トイレの水漏れの原因として増えているのが温水洗浄便座です。水を噴出するノズルが上手く作動しなかったり、向きが変わってしまって水漏れを起こしてしまうケースがあるのです。

この場合のトイレの水漏れの直し方ですが、タンクや便器とは異なり電気を使用する機械ですので、知識がない状態で修理をしたのでは漏電や出火につながってしまいます。修理を始める前にコンセントからプラグを抜くのは当然ですが、心配であれば専門の業者に修理を依頼した方が安全です。

様々なトイレの水漏れの直し方と業者が使用する真空ポンプ


トイレを毎日使用していて、ある日水の流れが普段よりも悪くなっていることに気づくことがあります。トイレには排水管が接続されており、水の力で汚物を流してしまうことで便器を清潔に保つことができていますが、この排水管も、長く使用していると徐々に汚れなどがこびりついてくる事があります。汚れがひどくなると、どんどん水の流れる通り道を塞いでしまうことになるため、放置すると更に症状が悪化してしまいます。

あまりにひどい状態になると、水が流れるのに異常に時間がかかるようになったり、逆流して水が溢れだしてしまう事もあります。こうしたトイレの水漏れの直し方には様々な方法がありますが、比較的軽い症状の時ならばパイプクリーナーやラバーカップなどを用いて自力で解決する事も可能です。

しかし、ひどい症状にまでなっている状態では、こうしたトイレの水漏れの直し方では解決する事ができなくなります。そんなときには水道修理の専門業者を利用するのが賢い方法です。プロの業者が行なうトイレの水漏れの直し方は、真空ポンプなどの特殊な機器を使用する方法のため、より確実に詰まりを解消する事が可能です。

真空ポンプは排水管内を真空状態にし、気圧差によって異物を強力に吸引することができるものです。当然特殊な機器のため、一般家庭にあるようなものではありません。修理するのに費用はかかってしまいますが、排水管の中を一掃する事ができるので、今後も安心して使用出来るようになるのがメリットです。住まいる水道では熟練のスタッフがお伺いさせて頂きます。