2015年7月27日月曜日

トイレのつまりは自然に直るか器具を使うべきか

トイレのつまりの原因は、一般的に、排水管に異物がつまること、排水管の汚れにより排水の勢いが弱く便やトイレットペーパーを流しきれないことのいずれかであり、排水管につまる異物としては便やトイレットペーパー、そしてトイレットペーパーの代わりに使用したティッシュの場合がほとんどです。

排水管に異物がつまっている場合、その異物が便やトイレットペーパーやティッシュであれば、時間をおけば自然に水に溶けてトイレのつまりが解消することがほとんどです。しかしながら、あまり時間をかけたくないというときには、ラバーカップ、俗にいうところのスッポンを使用して、カップの吸引力により異物を動かしてつまりを解消させることが一般的です。

ラバーカップがないという場合には、針金やワイヤーブラシなどの器具を使用して、便器に差し込んで異物を突き崩してつまりを解消させることができます。一方で、トイレのつまりの原因が排水管の汚れにより排水の勢いが弱くなっているということであれば、自然にその汚れが落ちるということはありません。

したがって、そのまま放置すると、トイレのつまりは悪化してしまいます。その場合、トイレクリーナーや高圧洗浄機などの器具を使用してつまりを解消させる必要があります。早い段階であれば、お菓子を作るときに使う重曹を便器の中に投入し、重曹から発生する泡の力で排水管の汚れを落とすこともできます。排水管の汚れが落ちれば、トイレのつまりも解消します。

トイレのつまりを自然と解消する方法と予防法


トイレのつまりは水回りのトラブルの中でも特に深刻な問題です。トイレがつまってしまうと焦ってしまいますが、業者に修理を依頼する前に原因を考えてみましょう。つまりの原因が便やトイレットペーパーによるものならラバーカップなどを使用して自分で修理できる場合があります。一度ラバーカップを使用してもつまりが直らない場合がありますが、時間を置いてまた試してみると成功することもありますので、何度か試してみましょう。

また、便器内の汚水を取り除き、50度程度のお湯を便器の中に注いでそのままの状態で何時間か放置すると、その間につまっていたトイレットペーパーなどが溶けて自然とつまりが解消されるといったパターンもあります。トイレつまりの原因の中には節水によるものもあることをご存じでしょうか。

通常トイレの水の流れる量というのは、大も小もきちんと便や尿がきれいに流れる量を設定してあり、それよりも少ない水の量で流し続けるとトイレのつまりをひき起こす原因になってしまうのです。ですのでトイレの水を流すときは設定された自然な量で流すことがトイレのつまりの予防にもなるのです。

しかし、明らかに何かの異物を落として流してしまった場合は、自分での修理は不可能に近いものがあります。自分で無理矢理修理をしようとして逆につまりを悪化させてしまったり、配管を傷つけてしまったりといったことが起こりかねませんので、このようなときは速やかに業者へ連絡しましょう。住まいる水道では24時間365日対応しておりますのでお気軽にご相談下さいませ。