水栓のパッキンは定期的に取り替えるほうが良いです。
理由は簡単で、経年劣化によって水漏れが発生するようになるためです。
【交換方法】
0.一軒家の場合はメーターボックスや止水栓ボックスに、マンションなどの場合は屋内のどこかにある止水栓を閉めます。
1.症状によって取り替える箇所が違います。
A.吐水口から水が漏れる場合
この場合は、ケレップというコマ状のパーツを取り替えます。
カバーナットを外して、上部を取り外します。その後、ケレップを取り替えて外したものを元に戻せば完了です。
B.ハンドル下のナットから水が漏れる場合
ハンドル上部のビスを取り外し、ハンドルを取り外します。カバーナットを取り外し、リング状のパッキンを取替え、逆の手順で戻せば完了です。
C.取り付け部分から水が漏れる場合
これは水栓をねじ込んでいる部分が傷んできているためです。この場合は、本体ごと取り外し、専用の補修テープでねじ込む部分を補修して、元に戻せば完了です。
水栓パッキン交換を業者に依頼する流れ
水漏れが起きているときは、まず止水栓を止めます。止水栓は洗面台の下やシンクの下についています。水が止まったら、ボルトナットをしめてみます。それでも水漏れが、解消しないときにはパッキンを新しいものに取り替える必要があります。
交換を業者に依頼するときには、事前に修理費や出張費の予算や見積もりを確かめておくとよいです。余裕があれば複数の業者に見積もりをしてもらいます。また、メーカーや型式によっては独自の部品が使われていることもあります。
できれば、水栓や蛇口のメーカーや型式を業者に伝えておきましょう。出張工事の際、無駄な手間を省くことができます。業者が来るまでの間は、その蛇口を使わないようにします。工事の際に水が漏れることがあります。念のために、バケツやタオル(ぞうきん)を用意しておくとよいです。
水漏れを起こしていないときにも、パッキンが劣化していれば新しいものに取り替えることをおすすめします。水漏れを起こすと、被害が大きくなり余計な出費がかかることがあるからです。住まいる水道では年末年始も営業しております。 |
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