2015年5月31日日曜日

苛性ソーダやブラシでトイレのつまりを直してみよう

トイレのつまりはそのトイレが和式トイレか洋式トイレか、詰まっているものが便やトイレットペーパーが主な要因なのか、携帯電話のような溶けない固形物かどうかで相性のいい方法が異なります。一般的なつまりの原因は、便や紙のせいであることが多いと言われています。これらはスッポンや、ワイヤーブラシ、苛性ソーダなどを使って直せます。

トイレのつまり苛性ソーダで直す場合、苛性ソーダは劇薬なので眼球に液体が入った時に後遺症が残る場合があります。プロの業者と異なり、苛性ソーダの使用になれていない人が使う場合、その分危険性が高まります。安全にトイレのつまり苛性ソーダを利用したいなら、家庭用のパイプクリーナーを使用しましょう。

家庭用は苛性ソーダの濃度が薄めなので、劇薬ではありませんし、スーパーやコンビニで容易に手に入れることができます。苛性ソーダが入っているパイプクリーナーを探す方法ですが、苛性ソーダは正式には水酸化ナトリウムという名前なので、商品についているラベルを見て、水酸化ナトリウムを使用しているものを購入するようにしましょう。

水酸化ナトリウムは台所漂白剤にも少し入っているので、これを代用するのもいいでしょう。より安全にトイレ掃除をしたいなら、トイレのつまり苛性ソーダに頼るよりも、ワイヤーブラシやスッポンなどの器具を使う方が無難です。ブラシは色々なものがありますが、長く便器の奥まで届くワイヤータイプのものがいいでしょう。住まいる水道では専用の器材を使用して作業をおこないます。

トイレのつまりに苛性ソーダで対処する場合


トイレのつまり苛性ソーダで対処する場合、まずつまりの原因について考える必要があります。トイレを詰まらせてしまっている原因が、携帯電話などの場合はアルカリ性の薬品の力で溶かそうとしても意味がないことになります。苛性ソーダが効果を発揮するのは、便やトイレットペーパーが原因の詰まりです。

このつまりを強力なアルカリ性の薬品で溶かして、異物でふたをしてしまっている状態を改善します。トイレのつまり苛性ソーダを使う場合には、劇薬指定されている強い薬品なのでうまく対処していかなくてはなりません。皮膚に直接苛性ソーダが触れてしまうと肌が腐ってしまいますし、眼の中に入ったら最悪の場合失明する危険性もあります。

そのようなことにならないためにも、苛性ソーダの使用時にはメガネやゴーグルで目をガードし、顔も身体も肌の露出を極力避けるようにマスクを着用したり、夏でも長袖の服を着て、手にはゴム製の手袋を装着するようにしましょう。万が一皮膚についてしまったら、すぐに水で洗い落とすようにしなくてはいけません。

使用時は、一度に便器に流すのではなく少量ずつ流すようにしましょう。ちなみに苛性ソーダを購入するには、劇薬指定されているので印鑑が必要になります。トイレのつまり苛性ソーダに頼らなくても、一般的なつまりはラバーカップを根気よく使っていけば解決します。苛性ソーダを使いたいものの、劇薬を使うことが怖い人はラバーカップを使用した方が無難でしょう。