2015年8月30日日曜日

トイレの水漏れの際の直し方や金額的な負担について

トイレの水漏れが起きると、誰でも慌ててしまうものです。トイレの水漏れを確認したら、すぐに業者を呼ぶのも良いですが、金銭的な負担を考えると自分で直すことも考えて見た方が良いでしょう。まずは原因を突き止めることが第一です。トイレの水漏れを起こす原因として真っ先に考えられるのが詰まりですが、詰まりではない場合はタンク内に原因があるかもしれません。

トイレタンクのフタを開けて水位が正常になっているかどうかを確認しましょう。レバーを引いて水を流すと、水が止まらない場合があります。レバーに異常がなければボールタップに異常があることが考えられます。ボールタップの直し方について確認してみましょう。初めに水道の元栓を閉めます。水がこれ以上溢れてこないように予防する必要があるからです。

次にタンク内にある水を抜かなくてはならないためレバーを引きます。タンク内の器具が手で触れるようになったら、ボールタップのバルブを取り外しましょう。このときモンキーレンチが必要になるので、あらかじめ手元に準備しておきます。ナットを外したら簡単にボールタップの部品が取り外せますが、一度外すと元の状態が分からなくなることも考えられます。

携帯電話等を使って取り外す前の画像を撮影しておくと安心です。トイレタンク内の部品はホームセンター等に行くと購入することができます。取り外した部品を持ってホームセンターに行き、同じ物を探しましょう。店員さんに直し方を聞くと教えてくれます。

排水口詰まりが原因のトイレの水漏れ・ラバーカップがない時の直し方


便器の排水口に大量のトイレットペーパーが詰まってしまうと、水が流れなくなってしまい、便器から水が溢れ出てしまうことがあります。このようなトイレの水漏れが起こった時には、トイレタンクのハンドルを回して無理に水を流すのはやめましょう。床が水浸しになってしまい、家を傷めてしまいます。便器の詰まりが原因で起こるトイレの水漏れの直し方は、ラバーカップを使うのが基本です。

ラバーカップとは、お椀のような形をしたゴムが柄の先についている道具です。これを便器の排水口にあてて、押したり引いたりを何度か繰り返した後に、バケツに汲んでおいた水を流し込んで詰まりを解消します。しかし、ご家庭によっては、ラバーカップがないという場合もあるでしょう。そんな時には緊急用として、他の道具で代用してみます。

灯油ポンプがあるなら、これを使ってみましょう。排水口に灯油ポンプの管を指し込み、ポンプを押します。何度か繰り返している内にトイレットペーパーが吸い上げられたり、水が排水口に入るようだったら、バケツの水を流し込んで確かめてみてください。この方法はあくまでも緊急用ですので、この直し方で上手く行かなければ、ラバーカップを近くの店で購入してきた方のがよいでしょう。

排水口の詰まりだけが、トイレの水漏れの原因であるとは限らない時もあります。トイレットペーパーなどの原因を取り除いても解消しないのであれば、水道業者に依頼をして、確認してもらうことをおすすめします。 住まいる水道では作業後の確認も怠らずに行いますのでご安心下さい。