2016年5月17日火曜日

トイレタンクの水漏れの原因と対策

トイレタンクの水漏れで水が止まらない原因としてまず、止水栓を閉めて水が止まる場合にはタンク内部の浮き球の破損かボールタップの不具合が考えられます。一方で止水栓を閉めても水が止まらない場合には、トイレタンク内のゴムフロートか、それをつないでいる鎖が原因です。止水栓を閉めて水が止まる場合の対策としてまず、浮き球が何かに引っかかって下がったままであった場合には、手で元に戻します。

浮き球が外れてしまっている場合には、元の位置に取り付け直すことで対応できます。また浮き球が破損している場合には、新しいものに交換します。一方でボールタップ弁のパッキンに水垢などが付着している場合には、動きが悪くなる原因となるため、歯ブラシなどで掃除をします。それでも直らない場合には、ボールタップごと交換するようにします。

またボールタップ本体には問題がない場合には、弁パッキンだけを交換します。一方で止水栓を閉めても水が止まらない場合には、ゴムフロートかその鎖を確認します。ゴムフロートが外れているだけなら元に戻す、異物が挟まっている場合にはそれを取り除くなどして対応します。ゴムフロートを触って手が汚れる場合には、劣化しているため交換します。またそれをつないでいる鎖が外れたり切れたりしている場合には、新しい鎖に交換するようにします。

蛇口水もれの改善方法


蛇口水もれするようになったら、中のパッキンが摩耗している可能性があります。劣化により摩耗してくると蛇口水もれを起こします。その際にはパッキンの取り換えによって改善されますが、ただパッキンがずれているだけの可能性もあるのです。水と湯の二つのハンドルがある混合水栓の場合、両ハンドルを最大に開口してジャーと勢いよく2~3秒水を出すと、強い

水圧によって中のパッキンのずれが解消され、ポタポタといった水漏れが止まることがあります。また吐水口内に溜まったゴミやパッキンのカスなどが流れ落ち、症状は改善されます。これは手軽に試せるので「水の締まりが悪くなったな」と思ったら、是非試してみてください。シングルレバータイプの蛇口の場合はハンドルを開くことは出来ませんが、吐水口部分に浄水器を取り付けていたら外してみてください。

取り付け部分が水圧によって緩み、水もれを起こしていることもあり得ます。台所や浴室、洗面所など、毎日使う蛇口なので、自然とネジやパッキンが緩んできます。すぐには修理を呼ばず、浄水器や食洗器を取り付けていたら外してみたり、パッキンの劣化ではないか一度見てみましょう。 何かわからないことがありましたら住まいる水道へご相談下さい。