浮き球が外れてしまっている場合には、元の位置に取り付け直すことで対応できます。また浮き球が破損している場合には、新しいものに交換します。一方でボールタップ弁のパッキンに水垢などが付着している場合には、動きが悪くなる原因となるため、歯ブラシなどで掃除をします。それでも直らない場合には、ボールタップごと交換するようにします。
またボールタップ本体には問題がない場合には、弁パッキンだけを交換します。一方で止水栓を閉めても水が止まらない場合には、ゴムフロートかその鎖を確認します。ゴムフロートが外れているだけなら元に戻す、異物が挟まっている場合にはそれを取り除くなどして対応します。ゴムフロートを触って手が汚れる場合には、劣化しているため交換します。またそれをつないでいる鎖が外れたり切れたりしている場合には、新しい鎖に交換するようにします。
蛇口水もれの改善方法
蛇口水もれするようになったら、中のパッキンが摩耗している可能性があります。劣化により摩耗してくると蛇口水もれを起こします。その際にはパッキンの取り換えによって改善されますが、ただパッキンがずれているだけの可能性もあるのです。水と湯の二つのハンドルがある混合水栓の場合、両ハンドルを最大に開口してジャーと勢いよく2~3秒水を出すと、強い
水圧によって中のパッキンのずれが解消され、ポタポタといった水漏れが止まることがあります。また吐水口内に溜まったゴミやパッキンのカスなどが流れ落ち、症状は改善されます。これは手軽に試せるので「水の締まりが悪くなったな」と思ったら、是非試してみてください。シングルレバータイプの蛇口の場合はハンドルを開くことは出来ませんが、吐水口部分に浄水器を取り付けていたら外してみてください。
取り付け部分が水圧によって緩み、水もれを起こしていることもあり得ます。台所や浴室、洗面所など、毎日使う蛇口なので、自然とネジやパッキンが緩んできます。すぐには修理を呼ばず、浄水器や食洗器を取り付けていたら外してみたり、パッキンの劣化ではないか一度見てみましょう。 何かわからないことがありましたら住まいる水道へご相談下さい。