2.排水トラップを分解、掃除します。浴槽からの排水は、洗い場側に回って行きます。ここに排水トラップという仕掛けがしてあります。洗い場にふたがあって、そこに水が流れ込んでいるところです。ここが第2関門になりますので、取り出して掃除しましょう。だいたい、ヘアキャッチャー、排水等、ワッシャー、ゴムパッキン、排水ピースという部品から成り立っています。取り外しはそれほど難しくないのですが、念のため、付ける順番は忘れないように最初は慎重に外しましょう。
3.スッポンを使ってみましょう。以上の2つの方法でも改善されなければ、既にごみが排水溝にこびりついているということです。洗剤・薬剤を使う方法もありますが、詰まっているものによって効果が変わってしまうため、すっぽんを使うのをお勧めします。詰まっている状態であれば、物理的に圧迫するすっぽんは非常に効果があります。以上3点、ぜひお試しください。何かわからないことがありましたら住まいる水道へご相談下さい。
和式便器の詰まりの解消法
和式便器の詰まりは、自分で直してよいものか業者に依頼した方がよいものかを見極めることが大切です。和式便器が水であふれそうになってから、その後スーッと水が引く場合には、業者に依頼した方がよいでしょう。このような場合は、異物を流してしまったことが原因の場合が多く、なかなか素人では修理することが難しい場合がほとんどです。
異物を流してしまった場合には、配水管を半分塞いだ状態で、隙間もあるため一時的に排水の処理能力が落ちてあふれそうになり、その後水は引いていきます。トイレットペーパー以外で詰まった場合には業者に依頼し、トイレットペーパーが詰まった場合には、自分で吸引して修理することも可能です。
和式トイレと洋式トイレの違いの一つに、和式は地面に固定されていて脱着が簡単ではないことが多く、多くの場合ハイスパットやローポンプなどの業務用器具を使用してしか解消することができません。ただ最悪の場合、穴をあけたり、壊さないといけないこともあるので詰まらないように予防することが大切です。基本的にトイレに流してもよいものはトイレットペーパーのみと考え、流せると書いてあるお掃除シートやお尻拭きなどもなるべく流さないようにすると予防になります。