2016年6月2日木曜日

パイプ詰りを自分で解消する方法

キッチンの流しや洗面所、浴室など排水パイプ詰りが起こりやすい場所はやはりS字パイプ部分です。S字になっているのはそこに水を溜めて栓の役割をさせることで、下水からの臭いが上がってくるのを防ぐためです。しかし、このS字パイプにには洗面所であれば髪の毛、キッチンのシンク下であれば料理などのゴミが溜まってしまい、パイプ詰りの原因となっているのは事実です。

万が一詰まってしまい水が流れない場合、自分解消する方法がいくつかあります。ますは道具を使用しないで、シンク下のS字パイプのネジを外してゴミを除去する方法です。バケツを用意して溜まっている水やゴミがバケツに入るようにして作業を始めます。

この方法であればパイプの清掃まで同時に行えます。注意点としては臭いが発生してしまうので、マスクや換気を十分にして行うことがポイントです。その他の方法は、フレキシブルワイヤーとブラシを使用する方法です。流しや洗面所の水が流れるパイプからワイヤーとブラシを流し込み、ゴミを除去する方法です。パイプ詰りがひどいと時間がかかりますが、簡単に行えるのが良いポイントです。

一般家庭におけるパイプの詰まりについて


一般家庭でパイプが詰まりがちなのは、キッチンの流し台、洗面台、風呂場などで、原因により対処法が異なります。キッチンの流し台の排水の不調は、主に油汚れが原因です。これは長い年月の間に徐々に溜まり、排水管を細くして、流れを悪くします。このため流れの悪さに気付いたら、出来るだけ早く市販のパイプ洗浄剤を使って管内を清掃します。

洗浄剤を定期的に使用すると効果的です。市販の洗浄剤で効果が感じられない場合は、洗浄用のワイヤーブラシを使って管内を洗浄します。但し配管が複雑だったり、古い場合は管を痛める危険があります。個人での対応は困難なので、専門業者に依頼したほうが無難です。洗面台やユニットバスの排水の不調は髪の毛や垢が原因です。 まず市販の洗浄剤を利用します。

汚れがひどい場合は薬液を多めに使用し、放置時間も長めにします。その後、40℃程度の湯を流します。薬剤を定期的に利用すると、汚れが付きにくくなり、パイプが詰まりにくくなります。洗面台は洗面ボウル下のトラップ部分を外し、洗浄します。これで効果が実感できなかったり、数日から半月以内に不調が再発した場合は、専門の業者に依頼することをお勧めします。住まいる水道では専用の器材を使って作業致しますのでお任せ下さい。