2016年6月4日土曜日

排水や下水の詰まりを修理するには

 排水や下水のトラブルが起こる原因は、ほぼ共通して排水パイプの詰まりです。長年流してきた水以外の油分や髪の毛、小さな異物といったものが完全には流されず、何処かでとどまると徐々に堆積していって、最後にはパイプを塞ぐほどになってしまいます。詰まる箇所のほとんどが排水口から流れたすぐ下の汚水升ですが、まれに他の住宅からの下水が合流する汚水管周辺で、トラップにゴミが詰まって起こることもあります。

自分で修理する場合は、市販の薬剤を使用して流れを改善することもできますが、あまりにしつこい詰まりや汚水管周辺の問題は、素人では手に負えないです。プロの水道工事業者なら、排水管用カメラなど専門の機器を使用して原因を特定し、特殊な薬剤や高圧洗浄などを使った修理を行ってくれます。また状況によっては屋外の汚水管やマンホールの問題にも対応しています。

ほかにも悪臭の原因になるヌメリなども洗浄してきれいに取り除き、老朽化がないか排水管内部をカメラで点検します。洗浄が無理な場合や、排水管そのものに問題があったときは、これからの問題を見越して新しい部品と交換したりします。自身で掃除しても排水の勢いが変わらないような時は、水道工事業者に相談するといいでしょう。

便器の詰まりの原因と解決方法


便器は使い続けていると詰まりを起こしてしまう事が有ります。その原因としては、便の大きさが大きかった、トイレットペーパーを流してしまったというのが一般的ですが、それ以外の原因として考えられるのが、子供がおもちゃを流してしまった、ティッシュペーパーを流してしまったという場合です。

ティッシュペーパーに関しては、最近では水に溶けるタイプの物も増えてきているので、それを利用する場合は問題はありませんが、従来のタイプを流してしまうとその量によっては詰まってしまう事も珍しくありません。さらに、中には赤ちゃん用のおむつを流してしまう場合などもあり、それらも便器の詰まりの原因の一つです。

解消法として手軽なのは、ラバーカップを使う方法で、これならば素人でも簡単に行う事ができます。それが無い場合はバケツを使って水を流すという方法もありますが、間違うと便器から水があふれ出してしまう可能性が有るので、流す水の量には充分気をつけなければいけません。

また、自分で作業をしなくても、専門の業者に連絡をして解決してもらう事も可能なので、自分に合っている方法を選ぶ事が重要です。住まいる水道では専用の器材や薬剤を使って詰まりを除去しますのでお任せ下さい。