2016年7月10日日曜日

ウォシュレット交換をする場合の最新機能と着脱について

最新のものにウォシュレット交換をする場合には様々な機能が追加されたものが発売されています。昔は、おしりの洗浄とビデ機能の単純なものが家庭用では一般的でしたが、グレードに応じて排泄時に水流の音でその音を消す機能や洗浄時に水流を調節してマッサージを行う機能などがあります。

排泄時にこの機能を使うと排泄を促す効果も期待できる可能性があります。また、ノズルが前後に動くものもあるため、使用時に洗浄範囲を広げることができます。トイレットペーパーを節約したい方には、温風によって乾かす機能を持ったものも発売されています。しかし、後ろからの温風はそれほど強くなく、この機能だけで乾燥されるためにはトイレットペーパーを利用して拭くよりも少し時間がかかるため、その点は今後改善の余地があるかもしれません。

今までウォシュレットを利用していた場合には、ほとんどの場合簡単に交換することが可能です。ウォシュレット交換は本体と便器を締め付けているネジ2箇所を外すことで簡単に着脱できます。工具があればなお簡単ですが、素手でも可能です。また、本体と水道栓との接続も工具で一般の方でも交換可能です。何かわからない事がありましたら住まいる水道へご相談下さい。

ウォシュレット修理の注意点について


温水洗浄式トイレの水漏れでよく発生するのが、各パーツのジョイント部分の水漏れ、温水が噴出するノズルからの水漏れ、スイッチ系統の裏側への水漏れなどです。これらのいずれの部分も水漏れの状態がまだポタポタ程度なので自分で直せそうと考えてしまう方がよくいます。しかし、ウォシュレット周辺の機構は素人の想像をはるかに超えるほどの小さな部品で構成される電気系統部で構成されているのです。

特に最新型の温水洗浄式トイレは精密機械並みの機構が便座に組み込まれています。つまり、ウォシュレットの水漏れというのは、単純な水漏れではなく、機械が水浸しになった状態、すなわち機械が水に触れて故障してしまっている可能性があるということです。このため、機械が故障した可能性があるのに素人である個人がウォシュレット修理を行うということはむしろ別のトラブルに発展する可能性すらあるのです。

さらに恐ろしいのはコードが水に浸されると今度は火災事故につながる場合もあるということです。このため、ウォシュレット修理はご自身で何とかしようとせず、専門業者を呼んで修理してもらうようにしてください。