2016年8月25日木曜日

パイプの詰まりを予防する方法

パイプ詰まりは家庭でもよく起きるトラブルであり、一度発生してしまうと改善するまでにそれなりの手間がかかる物です。ただこうしたトラブルに関しては事前の予防がしっかり出来ていれば発生することはほとんどありません。ではパイプの詰まりを予防するにはどうすれば良いのかというと、基本となるのは排水口に水以外のものが流れ込まないようにすることです。

例えば台所のシンクでは三角コーナーなどのゴミ受けを活用する、風呂場の排水口には事前にゴミ取り用のネットを取り付けておくというようにすると排水のパイプの中に水だけが流れ込むようになりますから詰まることを予防できます。また定期的に清掃をすることも大切で、これは半年に一度くらいのペースで行うのがベストです。清掃といっても中にブラシを通すなどの難しい作業は必要無く、市販のパイプクリーナーを使用して清掃しておけば問題は無いでしょう。

液状のものであれば一定量を排水口に流し込む、錠剤であれば一錠を排水口に直接落とすか、割り入れて落とすというようにするだけで良いため、排水の流れが悪くなったと感じたのであれば行うようにしましょう。それでも気になるようでしたら住まいる水道へご相談下さい。

水道の詰まりがあるのは長きに渡って作られた錆の影響が強い。


長きに渡って掃除がされていない水道管には膨大な量の錆が発生しています。水道管の中がどんどん掃除を怠ったことで次第に酸化し、分厚い錆が形成されます。あまりの分厚さに水道水も簡単に流れにくく、詰まりを引き起こします。詰まっている状態を直すには錆を除去するか、新しい水道管と取り換える二つの選択肢に委ねられます。どちらにしても詰まりが直るのには時間がかかります。

錆が広範囲に広がっていれば元通りになるには時間がかかり、新しく取り換えることの方が時間を短縮できます。どちらにせよ、全ては市町村が費用も含めて取り決めるので、住人達はしばらく断水し、水はスーパーでミネラルウォーターを購入して凌がねばなりません。錆が発生しないように随時掃除を行っていたらこうした状況に陥らずに済みます。

半年に一回でも行えれば、錆の発生は食い止めることは大変難しいですが、最低でも少量の錆の発生ぐらいには止められます。私達が飲む水はしっかりと消毒と濾過が成されているので、錆が蔓延った管を水が流れても身体に悪影響は全然ありませんが、やはり綺麗なのに越したことはありません。