水道水の使用状況に比べて水道料金が高いと感じるような場合、漏水の有無を調べる必要があります。基本的な漏水調査方法は量水器に関する調査です。元栓を開けた状態で水道の使用を全て止め、量水器の数値の変化の有無を調べます。
量水器の数値の変化はゆっくりとしているため、ある程度の時間をおいて調べる必要があります。数値に変化があれば漏水があると判定することができます。また、以下のような漏水調査方法もあります。水道の元栓を開け、水道水を使用しない状態で水道の蛇口付近に耳を当て、音が聞こえるか否かを調べます。
音が聞こえる場合には、水道の元栓を閉めて再度聞きます。音が聞こえない場合には先ほど聞いた音は漏水による可能性が高いものと判定することができます。漏水箇所を絞り込んでいくためには以下の方法があります。埋設された水道管の近くにその深さ程度まで鉛直に穴をあけます。
この穴に棒を入れて、その先端に濡れがあるか否かを調べます。濡れている場合には漏水の水が流れているところと判定することができます。
素人でも出来る!漏水調査方法の手順
水道料金が異常に高いと思った時、漏水の可能性があります。しかし、どのような漏水調査方法をとればよいのか、わからないという人も多いでしょう。そのような場合、素人でも出来る漏水調査方法を知っておうkと、とても便利です。
まず、全ての水道水栓が閉まっているかどうか確かめます。トイレの便器などに、水の流れている線などがないか、確認してみます。給湯器に接続された管はないか、給湯器のドレンは閉まっているかも確認しましょう。
水道水が冷却水、加湿器の補給水として使っていないか、膨張タンクへの補給水、消化補助水槽への補給水として使っていないか、確認します。庭にある水道蛇口などにホースが繋がれていて、そこから水が流れているという事はないか、確認してみましょう。
暖房や冷房のために、水を使っているということはないかも確認が必要です。これらを確かめた上で、直結タイプの給水方式で、量水器が動いていないのであれば、漏水はありません。但し、ポタポタと垂れる程度の水漏れはわかりにくいので、10分間程度、量水器の動きをメモしましょう。
銀色のものが動いていれば、水が漏れているということになります。住まいる水道ではテストポンプも完備しておりますので、パイロットが動いていない漏水も発見する事が出来ます。
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