シングルレバーの蛇口は構造を理解していれば、部品と工具を揃えるだけで自分で対処することができます。もちろん業者に依頼してもよいのですが、悪徳な業者は蛇口全体の交換や、給水・排水パイプの取り替えなどを強要して高額の料金を請求してくることがあります。そのため、業者に頼む場合でもある程度自分で蛇口の水漏れの原因を知っておいたほうが無難です。
シングルレバーの蛇口の水漏れは内部のカートリッジやバルブ、パッキンの劣化や故障により起こることがほとんどです。これらが劣化して緩んでいたり、水道水に何らかの原因で混入した埃や砂のような小さなゴミが詰まっていたりすることでトラブルが発生します。
修理の方法は、ハンドルや化粧ナット、リングなどを外して古い部品を新しいものと交換し、元通りに組み立てるという簡単なものです。水栓プライヤー、レンチ、ドライバーなどの工具を使えばハンドルの分解はスムーズに行えます。必要な部品はメーカーに取り寄せるか、ホームセンターやオンラインショップで購入することができます。
型番や大きさをしっかり確認するようにしましょう。ネジやリングを締めるときは、あまりきつくするとハンドルを動かしにくくなったり部品の損傷につながるので注意して行いましょう。
蛇口の水漏れの原因。止水栓を止めての交換方法とは
蛇口の水漏れの原因と対処方法について説明します。蛇口の故障として多いのが、水が止まらないという故障です。水道蛇口は、長年使っていると水の流れによる劣化で、水漏れが必ず起きるトラブルです。この原因として、ハンドルの操作や水栓ノズルをひねると、中のゴムパッキンなどに摩擦での劣化が起り、圧力により徐々に劣化が進むと蛇口の水漏れに発展します。
蛇口の水漏れとなった場合に、対処として、水のトラブルを解消する業者に修理を依頼することが多いでしょう。蛇口の水漏れの修理は、パッキンの交換による修理となり、費用は5000円から10000円ほどで、蛇口の交換となると15000円からものによって30000円以上となることもあります。
パッキンは、高いものでも500円はしません。交換となれば、部品は定価での請求と、交換工賃が5000円から8000円程度で、出張費が加わることもあります。蛇口の寿命は、10年から15年と言われており、水道水か地下水かにより違いもあり、使用頻度によっても変わってきます。寿命が近づいていれば交換をしたほうが、安上がりとなります。
費用が気になる人は、ホームセンターなどで規格を合わせて購入し、自身で交換を行うと良いでしょう。蛇口の交換は、プロでなくても簡単に行えます。パイプレンチやモンキーレンチを用意して、予め止水栓やを止めてから水道管に残った水をすべて出しきってから作業を行ないましょう。住まいる水道では出張費や見積り費用は掛かりませんので安心してお任せください。