水洗トイレが流れなくなってしまったら、無理して流そうとあの手この手を試す前に早目にラバーカップで対処するのが正しい方法です。最近では、節水タイプの便器向けのツバの付いている物も販売されています。排水口を確実にカップで覆い、引き上げる事で改善させる物ですから排水口が完全に覆う事で効果が出る物だと言う事を覚えて置きましょう。
使い方は簡単で、排水口をラバーカップで覆った後に、バケツ一杯の水を入れます。水が溜まっている方が、効果が出やすい為です。その後、力任せにせずソフトにカップを押し込み、その後に引き上げる時に力を入れます。もし難しいようでしたら住まいる水道へご相談下さい。
ただ、マンションなどで1つの排水管を共有している場合、自宅が原因とは限らないケースもあります。その場合、下手に処理をするよりはマンション等を監理されている部署に連絡する方が良いでしょう。
台所の排水、つまりに気をつけて流しましょう!
美味しい料理を作り出す台所は、しっかり気をつけないとつまってしまうことがあります。野菜の切りくずや食べ残しなどの小さなゴミが排水口で止まらずに流れてしまうことがあるからです。つまりの原因となるのはそれだけではありません。揚げ物をした後の油は、固めたり新聞紙などに吸わせたりして気をつけて処理をしていることでしょう。
けれど、油をひいて焼き物をした後の油、ついついそのまま流し台に捨ててしまってはいないでしょうか。もしくは、サラダを食べたときのドレッシング、カレーやシチューなども、残った分をさっと水で流してはいませんか。そういった、水に比べて粘度の高い液体もつまる原因となります。同じく、水を吸いやすい小麦粉などの粉類も注意が必要です。
日常的に食に関するあらゆるものを扱う台所は、できる限り気をつけて余計なものを流さないように気をつける必要があります。ただ、集合住宅などでは周りの家の影響がある場合もあります。排水管自体がつながっているので、どこかがつまるとそこから逆流してくることも。周りに迷惑を掛けないためにも、台所はキレイに使って流れが留まらないようにしましょう。