2016年3月15日火曜日

輸入品の混合栓の水漏れ対処方法

混合栓は、給水管および給湯管から供給される水と湯を混合し、適切な温度に調整した湯を蛇口から供給するための水道栓です。混合栓の種類としては、2つの水道栓(バルブ)を取り付けたツーバブル式と、一本のレバーを利用して水量と温度を調整できるシングルレバー方式、水量と温度の調整ハンドルが別になったサーモスタット式があります。

特に浴室で使われるものは、シャワーを取付けるための切り替えハンドルが取り付けられています。混合栓は基本的に国内メーカーが安価に供給していますが、デザイン性に拘った輸入品も多く流通しており、正規代理店や並行輸入されたものが販売されています。

海外の混合栓はデザインに拘っており、見た目にも国内の混合栓に比べてアートチックになっているため人気がありますが、国内品も海外品も同様に経年劣化によって水漏れを起こす可能性があります。水漏れの原因としてはパッキンの劣化などが考えられ部品を交換することで修理することが可能です。

また部品やホースの破損なども水漏れの原因となります。海外品でも一部は国内の汎用部品を使えば対処することができますが、場合によっては部品を購入する必要があります。国内メーカーであれば、部品も多く流通しているのですぐに手に入れることが可能ですが、海外品には時間が掛かる場合があります。また修理業者に依頼するにしても海外製品の場合には対応していないこともあり、場合によっては修理を断られる場合があります。

混合栓の水漏れ修理は元栓を閉めてから行います


お湯と水を一つの蛇口から給水出来る水栓を混合栓と言います。お湯の給水管と水の給水管の2つが1つの水栓に集められて、水栓内部でお湯と水を混合させるのが混合栓です。シングルレバー式水栓や2ハンドル式水栓などの種類があり、住宅の中では浴室、洗面所、キッチンなどで利用されているケースが多く有ります。

シングルレバー式水栓は、レバーを上下に移動させると給水を行い、更に左右に回す事でお湯と水の水量を調整し、蛇口から適温のお湯を給水させることが出来るようになっています。また、シングルレバー式水栓の内部にはカートリッジが内蔵されており、カートリッジの寿命などにより、ハンドルレバー下やパイプの根元などからの水漏れが生じてしまう事が有ります。

そのため、これらの水の漏れの修理はカートリッジを交換する事で解消する事もありますが、シングルレバー式水栓の場合は構造が複雑になっている事からも、専門業者に依頼をして修理を行うケースが多く有ります。一方、2ハンドル式水栓は、お湯と水それぞれのハンドルが有る混合栓です。2ハンドル式水栓の蛇口などからの水漏れは内部にあるコマと呼ばれる部品を交換する事で解消するケースが有ります。

また、2ハンドル式水栓の水漏れ周囲は自ら行う事も可能になっており、お湯もしくは水のハンドル内部を分解し、コマを交換する事で解消するケースが有ります。尚、ハンドルを外す前に、止水栓を閉じるか、水道の元栓を閉めた上で分解を始める必要が有ります。因みに、水道の元栓は、水道メーターがある場所に付いています。 難しいようでしたら住まいる水道へお任せ下さい。