2016年7月23日土曜日

水道のつまりは何故起こるのか

水道におけるつまりのトラブルは、その多くが給水部分ではなく排水パイプ側の不都合で発生するといわれており、使用年月が長くなるほど発生のリスクは高まってしまうため、流れが悪いと感じたら早急に対処するべきです。具体的なメカニズムとして排水に含まれる脂分や汚れが管の内側へ付着してしまい、使用を続けていくうちに汚れの層が厚くなり、水の通り道を狭めていきます。

汚れの層が極端に厚くなると家庭用のクリーナーでは処理しきれないほど硬質化が進んでしまう例も考えられ、最悪の場合は管の破損及び排水処理が不可能な状況へ陥るので、専門的な業者へ清掃処置を依頼する選択が確実となってきます。原則として排水による汚れの蓄積は急激に進むわけではなく、年月をかけて少しずつ進行していく傾向を持っているため、日頃から定期的にクリーナーを用いて清掃を続けているとトラブル発生率を抑えるのに役立ちます。

また、給水側では付着する要素がほとんど存在しない理由から、つまりのトラブルよりも水道管の劣化や部品の緩みなどから生じる水漏れが多めなので、排水側とは事情が異なる点に注意しておく必要があります。

キッチンの排水管つまりの原因とは


排水管のつまりは、キッチンや洗面所、お風呂場やトイレなどそれぞれの場所において原因が異なります。キッチンの流し台の排水管が流れにくくなった場合の原として最も多いのは、排水パイプ内に蓄積さえた油汚れです。油汚れは、日々の使用で少しずつ排水パイプの内側に溜まっていき、食事で揚げ物など油を多く使うメニューが多い家庭では、流し台の排水に混入する油の量が増え、排水管がつまりやすくなります。

水の流れが悪くなった時は、すでに年月をかけて排水パイプの内側が油汚れでつまっている状態ですので、不調が現れた時にはすでに末期症状的な状態と言えます。そのため、家庭向けに販売されているパイプクリーナーを数回使った程度では、スムーズな排水が可能になるほど、汚れを洗浄できない場合があります。油汚れは時間をかけて層のように厚くなり、古い汚れの部分は厚く固く変質してしまっています。

変質した油汚れは、すでに一般的な液体パイプクリーナーで分解するのが難しい状態です。完全に汚れを取る場合は、液体クリーナーではならく、ワイヤー清掃で汚れを削り取る必要があります。ワイヤー清掃でパイプ内部が綺麗になると、即日で流れが良好になります。それでもj改善されないようでしたら住まいる水道へご相談下さい。専用の器材を使って対応させて頂きます。