2ハンドル混合栓と呼ばれる水道設備が有ります。これは2つのハンドルを持ち、お湯の給水管と水の給水管が1つの設備に集められているのが特徴です。ハンドルには青いマークと赤いマークが付いており、青いマークのハンドルを回すと水が蛇口から給水され、赤いマークのハンドルを回すとお湯が給水される仕組みになっています。
赤いマークのハンドルだけを回すと、給湯温度で設定されているお湯が給水されてきますが、この給水されるお湯が熱い時は青いハンドルを回して水を混合させることで適温のお湯を給水させることが出来るようになっています。ハンドル内部にはパッキン、座金、スピンドル、コマと言った部品が順番に収められています。
これらの部品が劣化する事で蛇口からの水漏れが起きてしまう事になり、修理をする時はこれらの部品を交換する事で水漏れを解消させることが出来ます。コマはスピンドルの移動により上下に動くようになっていますが、コマが上に上がるのを抑えているのがスピンドルでもあり、これがハンドルの回転により上に上がる事でコマは水圧に押されて水が給水されると言うのがハンドル式水栓の仕組みでもあるのです。
蛇口の種類とスピンドルやコマパッキンの交換について
蛇口から水漏れが起きた時は早目の修理が必要です。業者に連絡をして対応をして貰うと言う方法も有りますが、蛇口の水漏れは自分でも直すことが出来る場合も有ります。水栓には幾つかの種類が有りますが、キッチンなどで利用している水栓は、蛇口が一つで2つのハンドルが付いているタイプが有ります。
これは2ハンドル混合栓と呼ばれるもので、赤いマークが付いているハンドルはお湯、青いマークが付いているハンドルは水の量をそれぞれ調整するハンドルになっています。蛇口からの水漏れは、このハンドル内部にあるスピンドルやコマパッキンなどの部品の劣化が原因で、これらの部品を交換する事で水漏れを解決する事も可能になるのです。
尚、2ハンドル混合栓は色々な種類が有る事や、メーカーなどにより構造が異なりますので、修理を行う時には取扱説明書やメーカーのメンテナンス情報などを参考にして修理を行う必要が有ります。ハンドルを外す前に行わなければならないのが止水栓を閉じる事です。
水道管内部には水圧がかかった水が流れていますので、止水栓を閉じずに分解をすると、水が飛び出して部屋の中が水浸しになります。ハンドルは上部に付いているマークを外すとネジが有りますので、そのネジを外した後にハンドルを上方向に引き抜きます。ナットが有るので、ナットをフライヤーを使って外し、スピンドルを回してパッキンと座金を取り外します。
中にコマパッキンがあるので、これを外し、それぞれの部品を交換する事で水漏れを解決する事が出来ます。住まいる水道ではコマパッキン一つから交換出来ますのでお気軽にご相談下さいませ。