また、身体を洗う時などは石鹸やボディーシャンプーなどを使うわけですが、石鹸やボディーシャンプー、洗髪する時のシャンプーなどはぬめりを持ちますし、カスとしてたまることになるのです。ぬめりを持つカスは髪の毛に絡みつき、それが排水溝内部にたまり、詰まりと言う形になるのが特徴でもあるのです。
一戸建て住宅などでも、住宅の環境に応じて2階にお風呂が有る住宅が有りますが、排水溝の中に詰りが生じる事で1階の部屋にいても嫌な臭いがすると言う事もありますし、マンションなどの集合住宅などの場合は、各住居から流れてくる水は1つの配管に流れてきますので、自分の部屋の配管内部は綺麗でも、他の部屋の配管がつまっていることで、臭いが伝わってくる事もあります。
また、この臭いは夏場になると大きくなりますので、早めにメンテナンスをしてあげるのが大切なのです。メンテナンス方法としては洗浄剤を使う事が良いと言いますし、防止策としてはお風呂を使い終えた後は水などを大量に流すことで石鹸などのカスを取り除くことが出来ると言います。住まいる水道では症状の相談も承っております。
お風呂の排水の詰まりとマンションなどの共有部分
お風呂場の排水は下水管へと繋がり流れて行くことになりますが、一戸建て住宅の場合は各家毎に下水管へと水が流れていくことになります。しかし、マンションなどの集合住宅の場合は、各住居から流れた水は共有部分となる配管を通りぬけ、下水管へと流れる構造になっています。
例えば、3階の部屋であれば3階の各住居のお風呂から流れた水が共有部分となる配管を使い、下の階へと流れると言う事になりますので、隣の部屋のお風呂の排水水が詰まっていると、水の流れが逆流する事も有りますし、嫌な臭いが漂う事もあるのです。臭いの原因と言うのは、配管内部にたまっている髪の毛や石鹸などのカスなどであり、これらが大量にたまって分解されることで下水の嫌な臭いとして発生してくるのです。
一戸建てなどの住宅の場合は自分の家のお風呂の中に在る配管内部を洗浄する事で解消出来ますが、マンションなどの集合住宅などの場合となると建物全体をメンテナンスしなければならないケースも出てくるのです。詰まりが生じた時などは専門の業者にお願いをすることで建物全体の洗浄を可能にしてくれて、詰まりを解消する事が出来ます。
また、最近お風呂場から嫌な臭いがすると言う時などは、洗浄剤を使って配管内部を洗浄してみるのも一つの方法です。但し、洗浄剤を使っても臭いがとれない場合などでは他の住居からの臭いの場合も有りますので、マンションに住む人が協力し合い、洗浄剤などを利用すると言った方法で解消されるケースも有ると言います。