以前は水用の栓とお湯用の栓の2つがあり、それぞれの栓を回す必要がありましたが、混合栓ではその必要はなくなります。混合栓の水の出口近くのつまみを通常の状態にしておくと普通の水道と同じように水が出ます。左に回すとシャワーになります。
右に回すと浄水が出てきます。浄水装置がシングルレバー混合栓の内部に取り付けられていて、このことが利便性を高くしています。以前は水の浄化用のタンクを流しのそばに置いて水管を取り付けて浄化を行っていましたが、混合栓ではタンクを置く必要はありません。
知っておこう、シングルレバ-混合栓の交換と費用相場
水回りの設備は、使用頻度も高く、経年劣化とともに交換する必要が出てくるところです。キッチンや洗面台の水栓もパッキンが劣化して水漏れしてきたり、水栓そのものも古くなってきて、新しいもの変える方も多いです。そこで、気になるのは費用の相場です。費用には、水栓の製品本体価格と工事費が加わります。
シングルレバー混合栓の価格は、メーカーやタイプにより様々で、シンプルな安価のもので20000円ぐらい、高いものでは70000円ぐらいと、幅があります。工事費は、出張費などすべて合わせて15000~20000円ぐらいが一般的な相場のようです。しかし、ネットなどでは、水栓が相場よりも安く購入出来る事もあり、工事費こみで製品価格程度で抑えられる場合もありますので、希望の水栓があったら、色々なところで価格を確認しましょう。
また、稀に特殊な水栓や分岐水栓がついていたりする場合、希望の水栓に取り換えが出来ないケースや別途工事が必要になるケースもありますので、現状を確認しておかなくてはいけません。シングルレバー混合栓は、自分で取り換える事も出来るようで、ネットなどで取り換え手順を説明しているところもあります。